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淺倉知穂さん プロダクトデザイン専攻


“私の夢は、車のデザイナーになることです。”
日本国内のメーカー各社は、女性デザイナーの活躍を求めています。なぜなら、世の中で売られている様々な商品は、女性をお客様としているものも多く、女性が購入したくなるような、商品企画やデザインがもとめられているのです。その期待に応えられる人材を育てているのが女子美のプロダクトデザインです。淺倉さんは、将来、車のデザイナーを目指してがんばっています。
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私は高校時代に進学校に入り、常に厳しく指導されてばかりだったので、勉強が大嫌いになってしまいました。どちらかというと、自分はほめられて伸びるタイプだと思うので、激しい競争は辛かったです。もともと、母がデザイナーで、姉が女子美という環境だったので、美術やデザインへの関心はありました。姉の学生生活を見ていて、女子美は雰囲気が良くてうらやましかったです。ただ絵は苦手で、唯一車だけは好きでした。外車やスポーツカーなどかっこいい車に興味があります。いつも車やバイクの絵を描いていて、友人には不思議がられていますが、好きなものは飽きないのです。

 

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私の夢は、車のデザイナーになることです。1年生の時に、自動車メーカーのインターンシッププログラムに参加させて頂きました。参加した会社の人からは「なんでそんなに元気なの?」と不思議がられました。私は、母の育て方が良かったのだと思います。家族全員で私がやりたいことを応援してくれています。大学時代は、やりたいことをたくさんやってみたいと思っています。
女子美のプロダクトデザインの良いところは、色んなことをやらせてくれる点です。皮や木といった素材や照明など、さまざまな課題を経験しています。

 

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【松本先生からのメッセージ】
毎年、複数の自動車メーカー様から採用のご案内を頂きながら、教育現場での対応が遅れていました。授業カリキュラムや企業連携プロジェクトなどに車やバイクのデザイン教育を取り入れたことで、少しずつではありますが、自動車メーカーへの採用実績が出てきました。私たちは、男子学生と同じことをやっていても意味がなく、別の視点で切り込んでいく必要があると思います。
デザイナーとは、多くのモノを見て、多くのコトを知り、多くの感動を体験しなければならない職種だと考えています。そして同時に、何に感動しているのか、なぜ感動しているのか、を客観的に分析する必要があります。創出するデザインには、その人が何を考えているか、どのような価値観をもっているのか、全て出てしまうのです。
女性ならではの視点、人を幸せにするデザインを創出するためには、いつも広い視野で観察し、問題意識をもって考え、感動することが大切です。学生たちには、これまでの枠に縛られず、イノベーティブな発想で、人々に幸せをもたらすことのできるようなデザイナーになってほしいと思っています。

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松本博子 まつもとひろこ
プロダクトデザイン専攻 主任教授

グッドデザイン賞審査員
日本インダストリアルデザイナー協会 環境委員会会員
1983年女子美術大学芸術学部産業デザイン科卒業後、東芝デザインセンターにて デザイナー、デザインディレクターとして家電、AV機器、ヘルスケアなど多くの商品・仕組みのデザインを手がけ、グッドデザイン賞金賞、IF・red dot design award 金賞など、国内外の受賞歴多数。